猫

うちには大・中・小の猫がいる。

大は、昔は小だったが、飼ってた親代わりの大が亡くなってストレスで激太り、ポテンシャルがあったので大になってしまった。

小はもらってきたときから小さく、大人になっても小さいまま。ケツの穴の小せえ野郎で、心が猫の額より狭く、他人の幸せが自分の不幸のためオラついている。しかし内弁慶でリビングから出られない。

中は猫のイデアか?と思うほど完全に完璧な猫。臍ヘルニアがあって腹膜?に穴が空いていたから捨てられていたようだけど、去勢手術のときに一緒に閉じてもらった。大きな病気はそのくらいで、なんともうすぐ20歳である。

猫の20歳はかなりのヨボヨボジジイなんだけど、うちの猫は違う。多少股関節がコキコキいうものの、よく歩きよくジャンプし、顎は三匹で一番強く、恐ろしすぎて爪が切れない。ご飯もよく食べ、ご飯係として催促もするし、糞便良好、猫界の金さん銀さんである。

猫も20年も生きれば日本語を理解するので、「おやつ」が誰に言ったのか文脈を判断する。わかるだけで、こちらの言うことは聞かない。猫だから。聞きたいときだけ聞く。